この記事は自転車の整備初心者が書いています。一応手順となっていますが、作業の参考にされる際は、自己責任にてお願いします。特にバーテープは…。
ついにこの時が来ました!Pハンドル交換です!
大変ながらくお待たせしました。MハンドルからPハンドルへの交換です!めちゃくちゃ寒かったんですが外で作業しながらも、写真たくさん撮りました!というわけで、さっそく参りましょう!
交換に必要な物のご紹介から。
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- Pハンドル
- バーテープ(必要に応じて)
- フロントブレーキワイヤー
- リアブレーキワイヤー
- シフトワイヤー
- 六角レンチ
- プラスとマイナスドライバー
- 雑巾やウェス
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▲こちらが前回購入し忘れたシフトワイヤーです。ブロンプトンジャンクション神戸のオンラインショップで購入しました。
しれっとブロンプトンツールキット購入
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たまたま近所のお店に並んでたので購入しちゃいました。約10,000円なり。
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このキット、買ってよかったです。小さいにも関わらず、ものすごくしっかりした作りです。すでに工具をお持ちの方は不要かもしれませんが、これがブロンプトンのフレーム内に収まってしまうんですから、設計・製造した人を尊敬します。
もろもろ道具を揃えたら、さぁ交換をはじめましょう!
1.シフターを外す。
私のブロンプトンはM3Rなので、右手側に内装3段用のシフターがついています。まずはこれを外します。
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シフターそのものを外すと、中はこんな感じになっています。このギザギザによって、細かく角度調整ができるようになっているんですね。
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このギザギザを外すと、固定している金属が出てきます。
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上から見ると分かると思いますが、しっかり輪となって付いているため、ハンドルのスポンジを取らないと外せない事がわかりました。
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2.ハンドルのスポンジを取り、ブレーキレバーとシフターの台座を外す。
その前にブレーキレバーをはずさないと…とも思ったんですが、これもハンドルのスポンジを取らないと外せません。
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こやつを…
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意を決してカッターで切れ目を入れます。しっかり力を入れて、一本スッと切り込んでいってください。
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切れ目からグッと剥き取ると、意外とキレイに取れます。
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ペロン!
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これでブレーキレバーを外すことができました!
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取る際に、スポンジについていた糊が結構邪魔しますが、グリグリしながら取ります。取り外したあとは、ブレーキレバーについた糊をキレイに拭き取りましょう。
3.反対側はベルから外す。
とはいうものの、ベルのネジにアクセスするには、ブレーキレバーの角度をズラしてあげなくてはいけません。なので、先にブレーキレバーを六角レンチでゆるめ、少し角度を変えてやります。
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こんな感じでネジが見えます。結構このネジ山が柔らかくて、なめてしまいがちでしたので、作業は注意してください。
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(ベル取り外し後の写真を撮り忘れました)
4.ハンドルのスポンジを取り、ブレーキレバーを外す。
右手側と同様、カッターでスポンジを切り、取り外します。
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ブレーキレバーもグリグリやりながら取りましょう。
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Mハンドルについていたものは、全て取り外しました。
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5.ステムからMハンドルを外す。
涼し気なハンドルを眺めながら、Mハンドルを外します。このくらいから小雨がパラつきはじめたので、細かい手順がすっ飛んでますw
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ステムからハンドルを外します。この時、Mハンドルは向きを細かく変えながら外してやります。ちょうど知恵の輪で外すようなイメージですね。
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6.Pハンドルを取り付ける。
Pハンドルを取り付けます。
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大事な事なので2回言います。Pハンドルを取り付けます。
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あっーーーー!
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やっぱ初心者やってしまいましたよw
ちょい前のエントリで、ついバーテープを巻きたくて、先に巻いていたのです。巻いた結果にも大満足していたのです。まさかここでベロンと剥がすことになるとは…。
こうなったら仕方がない(寒い)ので、バーっとバーテープを外し、ガガッとステムにPハンドルを通して傷ついたPハンドルをご覧ください。
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…ちょっと分かりづらいですね。下が少し引きの写真です。
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Pハンドルには、ステムの間に挟まっているやつが付属しているので、決してなくさないように気をつけてくださいね。このスペーサーのようなやつを付けて、Pハンドルをステムに通す際、結構チカラが要りました。ここもグリグリやるんですが、まぁ傷つきますね。男らしく名誉の傷として残してやりますよ!(負け惜しみ)
7.気を取り直して、Pハンドルの調整。
ステムにPハンドルを付けるときは締めすぎず、まずたたんでみてタイヤやフロントフォークなどに干渉しないかチェックしてみましょう。下の写真は最初に調整した状態です。
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何もなければ良いんですが、ブレーキレバーがついたらぶつかりそうですね…。何度か乗車してみて、ハンドルを握った感じや、ブレーキレバーの角度などを調整しながら、ステムの六角を締めていきます。
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ふぅ、とりあえずハンドルの角度は大丈夫そうなので固定して、泣きながら外したバーテープを再度巻いていきました。さすがに糊も弱く、革も伸びちゃってるところも(結構強くひっぱりながら巻いたので)ありました。まぁ初めてだし、次への糧となれば…。
8.ブレーキワイヤーを交換する。ハズが…
ここまで1時間弱。ここから更に未知の領域、ワイヤー交換へと挑みます!
と思った矢先、あれ、小麦粉が降ってきた?んなわけあるかいw 雪がハラハラと降ってきたではないですか!
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これは積もってしまいそうだ!長さが足りないかもしれないけれど、とりあえずハンドルにブレーキとシフターつけちゃえ!
![f:id:Sips:20160208080614j:image f:id:Sips:20160208080614j:image](http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/S/Sips/20160208/20160208080614.jpg)
あれ…こいつ、届くぞ!
さ、寒い!とにかく付けてしまえ!
Pハンドル交換完了!
![f:id:Sips:20160208080642j:image f:id:Sips:20160208080642j:image](http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/S/Sips/20160208/20160208080642.jpg)
えー、最後駆け足でしたが、とりあえず交換できちゃいました。最後、ハンドルにブレーキとシフターを取り付ける際には、ワイヤーの取り回しに注意してください。私は乗車したポジションから見て左側から全てのワイヤーを出しています。これは折り畳み時にワイヤーが干渉しないようにするためです。
ちなみにMハンドル時のワイヤー取り回しはコチラ。
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Pハンドル時のワイヤー取り回しは、加工前の写真のほうが見やすいかもしれないので、こちらも貼っておきます。
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Pハンドルで出勤!
というわけで、早速昨日出勤してまいりました!その感想をいくつか。なお、身長約180cmの私が乗った感想です。Pハンドル以外は純正ですよ。
- 乗り心地が良くなった!
- Mハンドルより疲れない。
- 持ち手を色々変えられるので楽しい。
- ワイヤー類を変えていないので、ステムの折りたたみがちょっと窮屈かも。
- 総重量は結構変わる(重くなる)。
- 独特の形状なので、ちょっとドヤれるw
- ブロンプトンはPハンドルの佇まいがカッコいい!
ついに、あこがれたPハンドルにする事ができました!とはいえ、ワイヤー類は恐らく変えたほうが良いのでしょう。しばらくこのまま乗ってみますが、折を見て交換してみます。
長きにわたったPハンドル交換の旅。これにて一旦終了です!いや、もうちっとだけ続くんじゃ!かな。
ではまた!